2010年04月16日

もっと優しく…

思わず机を叩いてしまった。

その瞬間、自分は母親を一瞬でも心の中で捨てたのだと思う。

認知症が色濃く現れてきた母親と接していると、

時に、腹立たしい気持ちに襲われることがある。

病気なのだから母親には責任はないと頭では理解できていても、

母親の理解不能な言葉と行動につい感情的になってしまう。

自分の未熟さ、冷酷さをいやというほど思い知らされる。

もっと優しくならなければ、生きる資格などない。



Posted by Ric. at 12:23│Comments(2)
この記事へのコメント
生きる資格などない。
という言葉に・・
高齢者介護の仕事を主にしています。
断罪しないで、自分の気持ちに余力をつける工夫をすることをお勧めします。
あなたの気持ちを認知症状があるといえど、あなたが思う以上にお母さんは察しています。
「笑顔でお母さんとお話ができるように」
どうしてもこれが言いたくてコメントします。

岩波新書の「痴呆を生きるということ」小澤勲著
を読んでみてください。
活字好きとプロフィール欄に書いていたので。
では、失礼します。
Posted by にょろん at 2010年04月19日 21:24
にょろんさん

ありがとうございます。

確かに自分の気持ちに余裕というか"遊び"がないことを自分でも感じています。

お薦めの本、早速読んでみます。

ありがとうございました。
Posted by Ric. at 2010年04月20日 19:21
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