2010年08月31日

感動だ!

母がどこかへ仕舞い込んでしまった介護保険証。

3日にデイサービスの見学に行くので必要だ。再発行してもらえば済むが、仕事の合間を縫って役所に行くのは面倒だ。

またお家のお宝探しをするかどうしたもんかとずっと夕方から考えていた。

うつらうつら居眠りする母に聞いてもラチは開かない。

どこへ仕舞ったか皆目思い出せない母だ。

居眠りから覚めた母に、ダメもとで聞いてみた。

「お母ちゃん、介護保険証どこへしもたか分からへんか?」

「保険証やったらあるで」

「…!? どこに?」

「確かあそこやったと思うけど…」

期待はしていなかった。多分痴呆で混乱した頭の中の幻想だろうから。

押入れをごそごそする音が聞こえてくる。

しばらくして部屋に戻ってきた母。手に何か持っている。

次の瞬間、

僕の目の前にまごうことなきあのピンク色の介護保険証が!

一瞬夢を見てるんじゃないかと疑った。

母がこんなに、明晰に受け答えし、期待通りの結果を出してくれるなんて、何週間ぶりのことだろう!

もうほぼ諦めていた。

しかし今、僕の目の前に以前の母がいる…

感動だ!
  


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2010年08月31日

煙草屋のオヤジ健在なり

「GAULOISES・赤」ゲット!

中之島の煙草屋のオヤジはゲンキハツラツだった。

夫婦して陽気でよくしゃべる。

10月から煙草が一斉に値上げになる。GAULOISESも1箱120円のアップ。

日本政府は何を考えてるんだ!

煙草よりも酒の方が害はあるぞ!

と、ひとしきり3人でお国の政策を批判し、いつものように笑顔でバイバイ。

1箱440円也。5カートン予約したが、焼け石に水とはこのこと。  


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2010年08月31日

それ、お宝を探せ!

疲れた…

今日の午後は、実家の大捜索に時間を潰した。

母が管理していた保険証や障害者手帳、介護保険証など一式がバッグごと消えてしまったのだ。

母にどこへ持っていったか聞いても、要領を得ない。

多分母が押入れの布団の間に仕舞ったのだろうということは想像できたが、どこを探しても出てこない。

3時間余り押入れの空箱やら箪笥の引き出しやらを探索するも発見できず。

疲労困憊したところで、最後に一ヶ所忘れていた所があった。金庫だ。

案の定、金庫を開けて見ると障害者手帳やらが出てきた。だが、介護保険証だけがまだ見つかっていない。

知り合いの男性の家でも奥さんが痴呆症で、忽然と消えた実印がある日、スリッパの中から出てきたと聞いたことがある。

こういう出来事はしょっちゅうなのだが、保険証をなくすと病院通いが不便になる。

介護保険証もいずれは出てくるだろうが、家のお宝探しだけはもう勘弁して欲しい。  


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2010年08月31日

母の闘い

「なんでこんな情けないことになったんや!」

母は手に持った包丁をまな板の上に叩きつけ怒りを露にした。

少し言い過ぎたか…。

痴呆症による母の支離滅裂な行動の一部始終を話して聞かせたのは、余計なことだったかも知れない。

母の「物語」に相槌を打ち調子を合わすことの方が母の気持ちは乱れないのだろうが、それが出来ない。

なぜなら僕の中に恐怖感があるからだ。

母の物語に追従していくと母は更に向こう岸に流されて、帰って来れないんじゃないかという恐怖感。

少しでも母の意識を
「現在」という水辺近くに引き留めておきたいと思うあまり、

母には現実を示す、負担を強いる言葉をついつい吐いてしまう。

母の世界を受容する心の広さと忍耐に欠けていると痛感する。

僕の闘いなどたかが知れている。

母は今、心の闇と必死で闘っているのだ。  


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2010年08月31日

煙草屋のオヤジ

いつも吸っている
「GAULOISES」の赤を切らしたので、

中之島の行き付けの煙草屋に行ったが閉まっていた。

タスポ?を持っていないのでお手上げだ。エバーグリーンも在庫切れで更にお手上げ。

仕方がないので、かつて吸っていたマイルドセブンFKを購入。

過去の味はしなかったが、何か勝手が違う。

それにしても煙草屋のオヤジは大丈夫なんか?

いつ行っても陽気で冗談ばかり飛ばす。それが楽しくて煙草を買いに行く。

先日行った時、体の調子が悪いと言っていた。前にも1ヶ月程入院している。

オヤジの煙草屋でGAULOISESを買うのは、僕とこの煙草を勧めてくれた紹介者の2人しかいない。

煙草は煙草だけどFKではダメなんだ。

明日もう一度オヤジを訪ねてみよう。

元気でいてくれているといいんだが…  


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2010年08月31日

素直にならなきゃ

一昨日ある事があってまごついた。

後で振り返って大人気ないなと恥ずかしかった。

次の機会がいつ巡って来るか分からない…

あかんなぁ〜素直にならなきゃ…

修行が足りんわ。

  


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2010年08月31日

タダンさんの言葉

今日は忙しかった。

月末は発行物の準備でただでも忙しい。

今もまだ事務所だ。フリーで仕事をしているから残業という言葉は当たらないが、

何とか仕事が間に合ったという安堵感が心地良い。


昨夜タダンさんのライブに行って、タダンさんが言った言葉が染々と蘇ってくる。

タダンさんはこう言った。

「好きな歌を気に入った仲間にTADAN'S BARで聴いてもらう。今日もこんなにたくさんの人が私の歌を聴きに来てくれています。こんな身勝手と贅沢が出来るのも、健康だからです」

確かにそうだ。

夜遅くまで仕事ができるのも、母の介護ができるのも健康だからだ。

心も体も健康に勝るものはないな、と誰もいない事務所で独り頷く。  


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2010年08月31日

一条の光明か?

昨日は朝から母の精神不安定が原因で大変な1日だったが、

今日は今日でストーマーの装着が1人ではできなくて、ウンチをお漏らししてしまった。

昼は昼でスリッパを履いたまま歩いているのを近所の人が見つけ知らせてくれた。

もうここまで来ると腹が立つのを通り越して我慢比べみたいなもの。

ただ足のむくみがひどいので午後に診察を受けた結果

服用している利尿剤が意識の混乱を引き起こしている可能性があるかも知れないと医者に言われた。

確かに前も入院している時に同じようなことがあったと記憶する。

そうであればいいのだがと神にも祈る気持ちで今はいる。

明日から薬の調整をして推移を見守る。

母にとっても家族にとっても、一条の光明であって欲しい。
  


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2010年08月30日

やがて悲しく候

昼間乱れた母と夕方色々話をしたが噛み合わない事多し。

僕はあくまでも「まともな母」と思いたいし、母にもそう対処している。

今日は話が煮詰まってしまって、「じゃ、一緒に死ぬか」と言ってしまった。

もちろん本心ではない。母へのショック療法のつもりで言ったまでだ。

母は強く拒絶した。

その反応に「まだ大丈夫」だなとタカをくくったが、その後の話の内容が支離滅裂で、重い疲労を感じる。

何か打開策はないものか…

生きる、ということは並大抵のことじゃないな…  


Posted by Ric. at 03:34Comments(6)

2010年08月29日

ムービー・ヤタ登場!

TADAN'S Live

ムービー・ヤタ登場!

タダンさんの高校時代からの音楽仲間

一気に陽気な大人の雰囲気に!
  


Posted by Ric. at 21:16Comments(0)

2010年08月29日

TADAN'S Live@ragtime

始まりました…

TADAN'S LIVE!

2曲目のニール・ヤング
「ハート・オブ・ゴールド」では、
不覚にも涙が…

出だしのハーモニカでグッと来てしまった。

ああ、あの頃に帰れたらなぁ〜  


Posted by Ric. at 20:10Comments(0)

2010年08月29日

母、旅に出る!?

「長い間お世話になりました。これから家を出ます」

そう丁重に近所の顔見知りの家を訪ねたのは、母だった。

手提げの紙袋には、食べ物とスリッパ、着替えが入っていた。

びっくりしたその家の主が母を家まで送り届けてくれた。

僕は所用で出掛けていたので事の詳細を姉から聞かされた。

母の日々の行動は奇想天外なものが多い。

以前は夜にそういう症状が出ていたが、最近は昼間に及ぶようになった。

毎日の薬の摂取にも混乱を来している。

はてどうしたものか…?

それにしても母はどこに行こうとしたのだろうか?

母の頭の中にはきっと目指す場所があったのだろう。  


Posted by Ric. at 19:03Comments(4)

2010年08月28日

勇み足

やった方は、
「すまん、すまん」で済むが、

やられた方は、
深い傷を負う場合がある。
  


Posted by Ric. at 22:27Comments(0)

2010年08月28日

心は北へ北へ…

夜が、秋めいてきた。

「北」へのスイッチが入りそうだ。

北が、好きだ。寒い国が好きだ。

こういう性癖は十代から始まった。何がきっかけか分からない。

寒い国の勝手なイメージをつくってその中で遊んでいると落ち着く。

肌を刺すような冷悧が好きだ。

笑顔で近付いてくる暖かさは苦手だ。

両手を上げて歓迎する弛緩もあまり好きではない。

拒否する北が、いい。

これも、勝手に描いた北へのなイメージだが、スイッチはもうすぐ入る。
  


Posted by Ric. at 22:11Comments(0)

2010年08月28日

嗚呼、仔猫よ! 君は…

大新公園のお地蔵さんを仮住まいにする仔猫と里親猫の二匹。

先日も夜のご挨拶で二言三言交わして(こっちが勝手に通じていると思っているだけだが)、

道を渡って割烹・よしみの方に向かおうとした時、親子猫も一緒に着いてきた。

仔猫が「付いておいでよ」と言わんばかりに、私を先導するように道を右へ左へと跳び跳ねる。

親猫は私の横をゆっくり歩く。

親猫は人に馴れているらしく、最初から近付いても逃げなかったが、仔猫はさっと物陰に隠れるのが常だった。

それが今夜はどうだ…

指先で鼻の頭を撫でても逃げようとしない。

嗚呼、仔猫よ、君は一体どうしたんだい!?

何かが通じたんだろうか?何が通じたか分からないけれど、

これからもっと仲良しになれそうだ…。  


Posted by Ric. at 20:05Comments(0)

2010年08月28日

束の間の憩い

階下へ降りて行くと、仏壇を置いた部屋の座椅子で母がすやすやと眠っている。

母はこの部屋が好きだ。
いつも壁に掛かった父の遺影をジッと眺めている。

昨日だったか、父の写真を眺めながら、「おじいちゃんは優しかったなぁ」としみじみとつぶやいていた。

早く父の元へ行きたいなあという表情だった。

母は眠っている…

時々寝言を言っている。
夢でも見ているのだろう。どんな夢なんだろうか…

母の見ている夢を覗いてみたいと思った。

鼻の穴からティッシュペーパーの端がのぞいている。

昼間、鼻血が止まらないからと僕が無理やり彼女の鼻の穴に詰め込んだものだ。

鼻血はとうに止まっているだろうに、抜かずにそのままにしているようだ。

忘れているのか? まさかそうではあるまい。知らぬ間に眠ってしまったのだろう。

母は気持ちよさそうに眠っている。

すやすやとすやすやと…

  


Posted by Ric. at 17:45Comments(0)

2010年08月28日

幹は「山口いずみ」?

昨夜あるバーで同じ年格好の男逹と話をしていて、

大人の男として意識した基本型の女は誰かという話に花が咲いた。

一人の男が自分は「山口いずみ」だと言った。

山口いずみ? 一同必死で山口いずみの顔を思い浮かべようとするのだが、なかなか出てこない。

遠い過去の記憶をまさぐるようにしてやっと一同山口いずみにたどり着いた。

その男が言うには、

「山口いずみ」が幹で、山口いずみの目や鼻や唇や耳や手など彼女の様々なパーツを持った女が枝葉のようにしてあり、どうしてもそういう女に近付いていくんだという。

さて僕の幹の女は?と酔った頭で考えてみたが、

森の中をさ迷い歩くようで漠として出てこない。

酒の酔いのせいか、それとも心が渇いているのか…

いずれにしても、悲しいことだ…
  


Posted by Ric. at 16:51Comments(2)

2010年08月27日

新しい革袋には新しい酒を!

疲弊し切った体や精神をいつまでも引き摺る必要はない。

人は自由だ。

他人の軽蔑の目や思惑などいつまでも気にする必要はない。

彼等の説く常識や思い遣りや愛や諸々に、君は息の詰まる思いをしていたじゃないか…

そんなモノはさっさとごみ箱に捨てちまえ!

彼等には彼等の住む世界がある。君には君の住む世界がある。

無理して一緒に住む必要なんてないんだよ。

自分一人の世界を創ればいいんだ。そこにどっかと腰を下ろし次の戦略を考えればいい。

彼等から決別する意志を持ったことで、君はすでに新しい革袋を手にしたんだ。

そこに新しい酒を注がないでどうする!  


Posted by Ric. at 17:25Comments(0)

2010年08月27日

「創造する者は…

常に危機の中に身を置かねばならない」

仏教詩人の故坂村真民さんの言葉だ。

無から有を為す創造に携わる者は、

安逸を排し、常識を超越した内なる精神生活を常としなければ、いい作品は生み出せない。

危機とは、いつなんどきでも命を捨てられる淡とした覚悟の在り様だろう。

身体に「狂気」を飼っていない者は、創造に向かない。

虚飾を剥ぎ取り、遠慮会釈なくその奥に隠された生々しい人間の本性をつかみ出すことができなければ、

彼の生み出したその作品は人の心を打たないだろう。

人は、近寄り難い超越の迫力を前にした時、畏怖され、静止し、無言になる。

有無を言わせない作品―。

それは、模倣であってはならないし、借り物であってはならない。

常人を超えたところでいかにして自身と格闘し、創造の種子を獲得するか…

それには、常人が踏み込むことを躊躇う、

「狂気」の世界を友とするしかない。  


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2010年08月26日

恭やん&ひでっさんミニライブ@ふじと台お祭り広場

8/29(日)開催の「ふじと台朝市・フリーマーケット」の午前の部イベントで、

「恭やん&ひでっさん」のミニライブがあります。

飲食ブースも出ますので、お時間のある方は是非お立ち寄り下さい。スタッフ一同お待ち申し上げております。

入場無料 無料駐車場完備

朝市・フリマ 9:00〜14:00
お問い合せ:
073-433-1225 (ライフクリエイト)

<本業のPRをさせていただきました(^^)>  


Posted by Ric. at 22:46Comments(2)