2010年05月11日

嗚呼、ピロリ菌…その後

「これだけあると(ピロリ菌)退治のしがいがありますね」

"証拠写真"を見せながらY医師は勝ち誇ったように言う。

「それにしても今日の胃カメラはキツかった。2回飲みましたから…」

「潰瘍の位置によってカメラを変えないと写真が写りにくいんでね」

潰瘍は合計4.5個見つかった。0.5個は1年前の潰瘍が産声をあげかけているということ。

赤ピンク色の胃壁に黄色の斑点が散見される。組織を採った跡に血がにじんでいる。筋肉注射した肩に鈍痛がある…。

潰瘍の有無より気になっていたのは、血液検査の結果だった。

連日連夜のアルコール浸けできっとγGDPの数値が高く、即禁酒を宣告されるだろうと思っていた。

「γGDP? あぁ、正常ですよ。尿酸値がチョッと高いけどね」

あれだけ浴びるほど飲んでも正常とは!? 何やら大手をふって酒を飲める御墨付きをもらったようでチトウレシカッタ。

「でも気をつけて下さい。胃の下半分が相当くたびれてますよ。一生モンですから暴飲暴食は謹むようにして下さい」

それまで友好的雰囲気を漂わせていた、Y医師の口調が厳しいものに変わった。



Posted by Ric. at 19:17│Comments(2)
この記事へのコメント
暴飲暴食っていうと

口に掻きこんでいるイメージですがw

Ric.さんは すこーしずつゆーっくり継続的 ってイメージです(・∀・)

継続は力なり って言うし

御自愛下さいませ<(_ _)>(違?
Posted by じょっぷ at 2010年05月13日 16:47
たまに酒で内部崩壊!?すると、ガツガツってなったりするんです。

ラーメン食った後、タマゴご飯食ったり…
Posted by Ric. at 2010年05月13日 17:14
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