この日、この空、この私

このところ猫と"会話"する機会がよくある。

とあるﾊﾞｰ周辺の親子猫。大新公園お地蔵さんの主、はーちゃん。

最近お地蔵さんには別の猫が住み着くようになって、

先住者のはーちゃんはやや迷惑そうだが、根が優しいのか、一人梁の上から新参者の様子を眺めている。

とあるﾊﾞｰ周辺の親子猫は､仔猫が随分大きくなり、

あと一月もすると母親と同じ位になるんじゃないだろうか。

最初四匹いた仔猫は、最近では二匹しか見かけない。あとの二匹はどうしたのだろうか？

母親からはぐれたのか？　それとも我が道を行くでどこかに旅に出たのか…などと勝手な想像をする。

元気で逞しく生きていることを願うばかりだ。

我が夜の行動半径の中には必ず猫がいる。

様々な生き方をしている猫たちがいる。

そういう小さな命にしみじみと愛しさを感じる時がある。

猫たちがこっちをどう思っているかは分からないが、

我が夜の友たちとはずっと仲良しでいたいものだ。