2010年08月23日

狂に入る

嵐が吹き荒れる。

行き切ってしまえと内なる声が囁く。

突き進まなければ収拾がつかないぞ!と誘惑する。


積木が音をたてて崩れてゆく。

そのさまを冷ややかに眺めながら、

後悔も、反省もなく、ただその崩壊をじっと眺める。

これでよかったのだ、全ては無に帰したのだと安堵する。

嵐は、またやって来る。
狂が、手招きをする。

その時は…

積木の崩壊の音を聞くだけだ。



Posted by Ric. at 01:29│Comments(0)
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