2010年08月31日
感動だ!
母がどこかへ仕舞い込んでしまった介護保険証。
3日にデイサービスの見学に行くので必要だ。再発行してもらえば済むが、仕事の合間を縫って役所に行くのは面倒だ。
またお家のお宝探しをするかどうしたもんかとずっと夕方から考えていた。
うつらうつら居眠りする母に聞いてもラチは開かない。
どこへ仕舞ったか皆目思い出せない母だ。
居眠りから覚めた母に、ダメもとで聞いてみた。
「お母ちゃん、介護保険証どこへしもたか分からへんか?」
「保険証やったらあるで」
「…!? どこに?」
「確かあそこやったと思うけど…」
期待はしていなかった。多分痴呆で混乱した頭の中の幻想だろうから。
押入れをごそごそする音が聞こえてくる。
しばらくして部屋に戻ってきた母。手に何か持っている。
次の瞬間、
僕の目の前にまごうことなきあのピンク色の介護保険証が!
一瞬夢を見てるんじゃないかと疑った。
母がこんなに、明晰に受け答えし、期待通りの結果を出してくれるなんて、何週間ぶりのことだろう!
もうほぼ諦めていた。
しかし今、僕の目の前に以前の母がいる…
感動だ!
3日にデイサービスの見学に行くので必要だ。再発行してもらえば済むが、仕事の合間を縫って役所に行くのは面倒だ。
またお家のお宝探しをするかどうしたもんかとずっと夕方から考えていた。
うつらうつら居眠りする母に聞いてもラチは開かない。
どこへ仕舞ったか皆目思い出せない母だ。
居眠りから覚めた母に、ダメもとで聞いてみた。
「お母ちゃん、介護保険証どこへしもたか分からへんか?」
「保険証やったらあるで」
「…!? どこに?」
「確かあそこやったと思うけど…」
期待はしていなかった。多分痴呆で混乱した頭の中の幻想だろうから。
押入れをごそごそする音が聞こえてくる。
しばらくして部屋に戻ってきた母。手に何か持っている。
次の瞬間、
僕の目の前にまごうことなきあのピンク色の介護保険証が!
一瞬夢を見てるんじゃないかと疑った。
母がこんなに、明晰に受け答えし、期待通りの結果を出してくれるなんて、何週間ぶりのことだろう!
もうほぼ諦めていた。
しかし今、僕の目の前に以前の母がいる…
感動だ!
Posted by Ric. at 23:51│Comments(0)