2011年01月01日

じたばたした一年

「まず死ぬのだ。死んで、そうして生き返るのだ。

切り結ぶ太刀の下こそ地獄なれ、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ―。

私にしたって、これまでに何度か死んできた男だよ」



金融王の金森光蔵が、教えを乞いに来た新参者の鶴岡七郎をこう一喝した。
(高木彬光『白昼の死角』)


去年は、自分でも恥ずかしいくらいじたばたした一年だった。こういう気概がなかった。



Posted by Ric. at 12:05│Comments(0)
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