2011年01月17日
弔辞ートイレに行くが如く
「私たちは、貴方が先に逝くというのは、同窓会の途中でトイレに行くくらいの気持ちしか持っていません。
それならば許すことも出来るし、どうせ遅かれ早かれ我々もトイレに行くが如くにそちらに行きますが、
いつまで待ってもトイレから帰って来ない貴方を待っていては、この同窓会をお開きにすることができません。
せめて一言だけでも言って欲しかった。少し気分が悪いから先に帰るからと…。
お見舞いにも行けず、同窓会としても気づかずに申し訳ない気持ちで一杯です。
これだけは必ず約束できます。あと何年か後には我々もそちらに行くからと…」
ある人が読んだ、先に逝った同窓生への「弔辞」。
今製作中の詩集の挿話の一節。読んでいてぐっと胸に迫るものがあった。
それならば許すことも出来るし、どうせ遅かれ早かれ我々もトイレに行くが如くにそちらに行きますが、
いつまで待ってもトイレから帰って来ない貴方を待っていては、この同窓会をお開きにすることができません。
せめて一言だけでも言って欲しかった。少し気分が悪いから先に帰るからと…。
お見舞いにも行けず、同窓会としても気づかずに申し訳ない気持ちで一杯です。
これだけは必ず約束できます。あと何年か後には我々もそちらに行くからと…」
ある人が読んだ、先に逝った同窓生への「弔辞」。
今製作中の詩集の挿話の一節。読んでいてぐっと胸に迫るものがあった。
Posted by Ric. at 10:54│Comments(0)