2011年01月23日

「昭和ロマン」とは何ぞや?

やたらに「昭和」に回帰したがる連中がいる。

ノスタルジーを喚起してちゃっかり小銭を稼ごうとする、

和歌山にままあるその世界の「お山の大将」たちだ。


和歌山のアマチュア音楽の世界は、

「お手〜てつ―ないで〜」

の世界。


ミュージシャンもお客も主催者も同じコップの中に群れて、

仲間内でなーなーになってしまっている。


多少なりとも創造の世界に身を置く者は、

「孤高」であらねばならない

と思うのだが…。


小市民的な環境から一歩距離を置いた立ち位置で創作した作品でなければ、

「小市民の心」を打つ音楽は出来ない。


体験を超えた所で、体験を圧縮し蒸留する作業が創作者には要求される。

でなければ、生煮えの作品しか生まれないだろう。


和歌山のアマチュア音楽界は、
「安値横ばい」状態。

とても斬新な作品が生まれる土壌もなければ環境にもない。


作品の作り手とライブ主催者に創造力の枯渇を見る。


だから安直な「昭和ロマン」が跋扈する。



Posted by Ric. at 13:00│Comments(0)
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