2011年03月07日

統合

夜遅く家に帰って冷蔵庫を開くと、

キャベツが仏前に供える御飯と一緒に冷凍庫に入っていた。

母親が入れたものだ。


ヒトをヒトたらしめるのは、一言で言えば「統合」だ。


最近の母親は統合が崩壊しつつある。


例えれば、

魚や肉は細胞が崩れる一歩手前が食べ頃と言われるが

母親はその境界線を越え細胞が崩壊に向かっている。


統合が崩れた人間にどう対処すればいいのか、

ボクは今その答を持っていない。


この現実を目の当たりにして、ボクの目は「ガラスの目」になるしかない。


感情を極力排し、その事実だけを冷厳に受け止めるガラスの目に…


期待も失望も入る余地がない程の無感情な人間にならなくては

今の窮地を乗り越えられない、

ような気がするのだが…



Posted by Ric. at 04:41│Comments(0)
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