2011年03月19日

乖離

地震報道一色の中、

関西テレビの深夜放送で、

チベット高原で羊の放牧をしながら暮らす人たちの生活が紹介されていた。


牧草を求めて標高5千メートルの山岳地帯を一家で乗り越えて行く。

至極軽装だ。

散歩にでも出掛けるような出立ちで、女性は民族衣装を纏っているだけ。

何千メートルという高地で暮らす人たちなので、それでも大丈夫なのだろう。


生きるに必要な最低限の物しか所持していない。


水やトイレットペーパー、食料品の買い占めに奔走する日本社会の有り様とは大きく乖離した暮らしだ。


「豊かさ」とは一体何なんだろうかという思いに駈られた。



Posted by Ric. at 23:22│Comments(0)
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