2011年04月20日
友よ…
「いや〜毛が抜けて困るよ」
3ヶ月ぶりに会った友は、自嘲気味にそう言いながら、テーブルに着いた。
彼は歯科医。昨年末に癌の大きな手術をした。退院後も抗癌剤の投与を受けている。
彼は歯科医療に関し、ある構想を持っている。その相談をしたいので、昼飯を一緒にしないかということだった。
やつれた様子は感じられなかったが、一回り体がホッソリしたような印象だった。
二人して快活に話し、よく笑い、且つ食った。
構想への協力を約し、レストランを出た。
別れ際、彼の愛車のワンボックスカーが見当たらないので、どうした?と聞くと、
ソアラを指差し、あれに替えた、と言う。
ボックスカーは振動が激しく手術の傷が痛むらしい。
用済みになったらくれよ、と切り返すと、
わかった、いう風に手を挙げて、ソアラは駐車場を滑るように出て行った。
友よ…
いつまでも達者であれ!
3ヶ月ぶりに会った友は、自嘲気味にそう言いながら、テーブルに着いた。
彼は歯科医。昨年末に癌の大きな手術をした。退院後も抗癌剤の投与を受けている。
彼は歯科医療に関し、ある構想を持っている。その相談をしたいので、昼飯を一緒にしないかということだった。
やつれた様子は感じられなかったが、一回り体がホッソリしたような印象だった。
二人して快活に話し、よく笑い、且つ食った。
構想への協力を約し、レストランを出た。
別れ際、彼の愛車のワンボックスカーが見当たらないので、どうした?と聞くと、
ソアラを指差し、あれに替えた、と言う。
ボックスカーは振動が激しく手術の傷が痛むらしい。
用済みになったらくれよ、と切り返すと、
わかった、いう風に手を挙げて、ソアラは駐車場を滑るように出て行った。
友よ…
いつまでも達者であれ!
Posted by Ric. at 00:37│Comments(0)