2012年01月11日

近ければ近いだけ…

寒くなってから、家族、と言っても、母親との二人暮らしだが、

夕食は台所ではなく、居間で摂るようにしている。

その理由の一つは、台所には安手のホットカーペットだけしかなく部屋全体が寒い。

年寄りが風邪をひくと命にかかわる。

今一つの理由は、最近富に精神面での弛緩が目立ってきた母親に

より近い距離で接することが大事だと感じたからだ。

テーブルをはさんだ距離よりも卓袱台で膝付き合わせる身近さの方が、

母親に安心感を与えられるのではないかと考えるようになった。

エアコンとホットカーペットの多重暖房で、居間の寒さ対策は完璧。


距離が近ければ近いだけ、話題も他愛ないものばかりで、二人してバカ笑いしながら楽しく夕飯を食う。

時にはタレントの名前が母親の口からスラスラ出てきたりして驚かされることがある。


精神が絡まる事柄は、意思だけではどうにもならないときがある。

物理的な距離の近さが物を言う場合がある。

まあ、「卓袱台会談」はまだ実験の段階だから、

自信を持って言えるわけではないが…。



Posted by Ric. at 19:15│Comments(0)
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