2012年01月18日
ライトの灯り
高校2年の長女がふらっと実家にやって来た。
実家で母親の介護をしているので、普段から顔を合わす機会が少ない。
2人で馴染みの喫茶店に行き、メッサの書店で本を何冊か買った。
実家に戻ってから玄関に脱いでいた娘の靴を見たら、爪先がほころびていた。
それを見たとたん、ぐっと胸が詰まった。
せめてもの娘孝行に、その小さな黒い革靴を磨いてやった。
夜の10時過ぎまで実家で過ごした娘は、暗い夜道を自転車で帰って行った。
ライトの灯りが遠のくのを寂しそうに見つめている母親が、隣に居た。
実家で母親の介護をしているので、普段から顔を合わす機会が少ない。
2人で馴染みの喫茶店に行き、メッサの書店で本を何冊か買った。
実家に戻ってから玄関に脱いでいた娘の靴を見たら、爪先がほころびていた。
それを見たとたん、ぐっと胸が詰まった。
せめてもの娘孝行に、その小さな黒い革靴を磨いてやった。
夜の10時過ぎまで実家で過ごした娘は、暗い夜道を自転車で帰って行った。
ライトの灯りが遠のくのを寂しそうに見つめている母親が、隣に居た。
Posted by Ric. at 16:07│Comments(0)